エル・カンターレ財団支援者の皆様へ
皆様お元気ですか?冬の寒さを感じるこの頃になりました。いつもエル・カンターレ財団の活動やアフリカ奨学生へのご支援を頂きありがとうございます。近況はアメリカジョージア州アトランタ市でも青少年支援プログラムを始めており、現在約35名が参加し、12歳から 18歳までの子供たち若者がインパワメントプログラムで魂を輝かせています。一般アメリカ人・ボランティアスタッフも誕生し、魂の教育のために共にプログラムを進めています。またハワイでも引き続き青少年支援、2023年2000名感謝祭への行事支援も行いました。
アフリカ奨学生支援
お陰様で、みなさまの暖かいご支援により、生徒奨学生たちは無事に全員3学期を終了するところです。
私たちは春から夏にかけて奨学金制度と運営システムの構築に時間をかけました。遠隔、そして文化の違いのハードルは高かったのですが、お互いのコミュニケーションを図り努力を重ね、順調に進んできました。現在は新たな英語教材の準備と共に、今年一年を振り返り改善する点について話し合いをしております。
今日は現地の様子をご紹介と書籍リポートのご報告をします。
現地奨学金委員会代表ブライトさんよりのメッセージ
イガンガの女性へのみなさまの愛とサポートをありがとうございます。
私は、養鶏で自立することが出来た女性たちは、正式な教育の有無にかかわらず、自分の生き方を変え、家族全員の幸福を変えることができるということに気づきました。チキン・プロジェクトと子供への奨学金を通じてイガンガの女性に力を与えてくれたエル・カンターレ財団支援者の皆様に感謝します。
イガンガの女性家族は基本的な生活を続けることが出来、奨学金による学費と範囲内の福祉で子供たちを補うことが可能になりました。これにより子供の小学校中退者が無くなりました。本当にありがとうございます。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
メアリー・ブライト
イガンガ女性グループ
イガンガの母たちの共同作業
エル・カンターレ財団より学習会とミーティング用ベンチの素材寄贈を致しました。
現地サラさんのリーダーシップで母親たちが集まり、釘を打ち、
ペンキをして完成させました。取り外しができるので終了後は収納できます。
読書リポートの提出
2学期の終了時「サクセスナンバー1の精神」で学習した内容をリポートにまとめたものを全員が期日内に提出できました。
学習内容
第四章 サクセスナンバー1の精神
· 本物の成功を手に入れよう
· 社会の役に立つ人間になるために、自分を磨こう
· 因果の理法を信じて努力しよう
· 将来の夢をはっきりと持とう
· 素晴らしい仲間をつくろう
· みんなの幸せを考える人になろう
· 成功の王道を歩もう
ウガンダでは公用語の英語での授業は3年生からとなっているため、1年生から3年生まではオリジナル現地語でのリポート提出を許可しています。そのため基本全員が英語で書きますが、低学年生徒のリポートは現地語で書き、その後英語訳してその両文を提出していただいています。全体的に春の時より代筆者が少なくなり、英語で書いた生徒が多くなっています。また先生たちから英語教育について力を入れたいというアイデアも出てきております。そのためできれば 信仰・真理・プラス英語の学習を同時に行ってゆきたいと考えています。
リポートでは、信仰生活を絵で表現し、主へのお祈りの姿やクラス風景の挿絵を書いてくれた生徒、ポエムで表現してくれた生徒、また、成功とは何か、縁起の法について述べている生徒も出てきており、学習の成果が見えてきています。
またエル・カンターレ財団は、仏典の物語の紹介物語、偉人物語などいくつか英訳にし、デイスカッションポイントなども含んだ学習会の教材を作成し、現地ボランティア先生たちへの応援をしています。
スタッフ募集
日本語から英語への翻訳、英文での海外現地との確認作業などを含んだアフリカ支援運営ボランティアスタッフを募集しております。簡単な作業から、英語対応、コンピューター系のものまでありますので、ボランティア希望状況に合わせることは可能です。意欲のある方で、希望の方は、japan@elcantarefoundation.org のボランティア担当までE-MAILでご連絡ください。
スタッフ・インタビュー
アフリカ奨学生委員会メンバー及び奨学金リポート部門で低学年のリポートを担当された藤澤ありささんに今回の感想をお聞きしました。
「低学年のみなさんは、サクセスナンバーワンで学んだ内容や、授業風景をオリジナルの絵でも表現していて、言葉とは違った「感じたこと」がわかり、とてもよかったです。 地元の言葉(先生が英語に翻訳してくださる)でも、自分の言葉で自分で書くことは、素晴らしいと思います。
全員ではないですが、サクセスナンバーワンの学びを、自分ならどうするかまで考えられている生徒さんがいると思います。
日常に生かしていけるのではないでしょうか。こうした教学から、心を変えてみる実践が、サクセスナンバーワンを通して、広まることを祈ります。
最後に、生徒のみなさんがエル・カンターレへの感謝を書いていることが光だと思います。」
支援イイシラセ
先日Sさんが支援をアフリカの子供たちのためにしてくださりました。Sさんはコツコツとアフリカで真理を学ぶ子供たちのために今年数か月かけて貯金をしてくださり、まとまった金額が出来たので、寄付を申し出てくださったそうです。本当にありがとうございました。私たちはとても感謝申し上げております。
マイクロソフト社より当財団スタッフ・海外ボランティア人材へのコンピューター育成支援グラントを頂きました。エル・カンターレ財団は一緒に動いてくださっている様々な国のスタッフの向上も考えて共に伸びてゆきたいと考えます。
アメリカのキッズ国際学園の中村文校長先生より日本語の道徳教科書1年生―6年生までを、プログラム開発支援として一冊ずつ寄贈をいただきました。
インドのスーリヤ校の井上如さんより、プログラム教材の支援を頂きました。
みなさまのご支援本当に感謝申し上げます。お一人お一人の応援のお気持ちを形にますます生かしてゆきたいと思います。
また企業支援により、共に活動できます組織とのコラボを実現したいと考えています。財団ではコンピューター教育ソフト開発ができる個人、または企業を探しています。詳しくはウエブサイトをご覧ください。
最後に、春から、夏と生徒たちが信仰を確実に深めており、お祈りの時間も定着しているようです。生徒たちが真理学習を学び吸収し、すくすくと伸びてゆく姿をみて、アフリカ・ウガンダへの希望を感じています。
奨学金支援寄付者のみなさまに学習進捗があります。
年間支援者($1000ドル以上)のみなさまには、お約束の特典読書リポートを別途お送りさせて頂きます。また大支援者のみなさまと2023年度に100ドル以上のアフリカ奨学金支援をしてくださったみなさまには、子供たちより感謝の手紙が12月に届く予定です。皆様の引き続きのご支援をどうかよろしくお願いします。